けっこうヘヴィな装いも感じさせてくれる作品だ。いわゆる、内面へと自分たちの音楽性を追求していった結果,各メンバーのルーツ音楽が色濃く各曲の中へと現れてきている。良質な歌物集という視点だけじゃなく、もっと深い音楽的な観点で味わってほしい。(CDジャーナル)
20世紀の終わりに20周年を迎えることとなったサザン。今夏の浜名湖畔“渚園”野外ライヴに10万人を動員し、企画盤『海のYeah!』を2枚組にも関わらず300万セット突破させるなど相変わらずお盛んなところを見せつけてくれるけど、その絶倫ぶりは一体どこからくるのでしょうか。やはり俗世への執着からですかね。酸いも甘いもわきまえてるつもりが、性懲りもなく繰り返してしまう過ちの数々。それを矛盾だらけのまま認められる雑多な気持ちこそが源。ヨのヒトのタニを埋めるに値するエロくて偉い音楽ってことです。てなわけで今作は、集大成として結ぶどころか今そこにある衝動や欲望をモロ出してるヤバいほど現役な一枚。いろんな意味でタツロー、ユーミンに匹敵してます。ラテン・シャッフルにウォール・オブ・サウンド、デジ・ロックからムード歌謡と、新旧東西のヒットものネタもより深~くきわどくで、C調言葉もソラミミ効果抜群。 (除川哲朗) — 1998年11月号(CDジャーナルレヴュー)
さくら (1998)の収録曲
- NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH
- YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム~
- マイ フェラ レディ
- LOVE AFFAIR~秘密のデート
- 爆笑アイランド
- BLUE HEAVEN
- CRY 哀 CRY
- 唐人物語(ラシャメンのうた)
- 湘南SEPTEMBER
- PARADISE
- 私の世紀末カルテ
- SAUDADE~真冬の蜃気楼~
- GIMME SOME LOVIN’~生命果てるまで~
- SEA SIDE WOMAN BLUES
- (The Return of)01MESSENGER~電子狂の詩~ <Album Version>
- 素敵な夢を叶えましょう
・Spotify : さくら (1998) : Sakura
